ここでは、風樹のPC達の参加した「ゲームぎゃざ」読参、「流伝の泉」シナリオのプレイング・結果・感想などを紹介してます。


[1stPC 藤堂・瑠香&和哉]
WT「流伝の泉」依頼
囚われのシャンブロウ
<マスター:ゆうきつかさ>

◆プレイング◆
◆瑠香◆
[動機]
自分の逢魔と同じシャンブロウが囚われていると聞き、許せないと思ったから。
[目的]
陽動班として、客の目を引きつつガードマンをおびき寄せます。
[準備]
変装用のサングラス・帽子・上着を持っていく
他の魔皇と連絡を取るための携帯電話
[行動]
和哉の演奏のサポートをします。演奏中は客の中に紛れています。演奏後、またはガードマンが止めに来た場合は撤収を手伝い、できるだけ早くその場から離れます。(その後変装をして、できるだけ普通に動物園から出ます)

もしギターでの入場を止められた場合は、和哉を犯人役にして客の中から「ひったくりです!捕まえてください!」と大声で叫び、近くのガードマンに一緒に追いかけてもらうように頼みます。このとき和哉にはシャンブロウの檻からできるだけ離れるように逃げてもらいます。

また、救出班の正体がバレたときは、彼らを追うガードマンたちをディフレクトウォールで足止めします。
また、戦闘になってしまった場合は人ごみから離れ、ガードマンを狙える位置から魔力弾を放ちます。(周りの一般客を巻き込まないため)


◆和哉◆
[目的・動機は瑠香とほぼ同じです]
[準備]
犯人役のときに使う黒の帽子・上着・手袋・サングラスと、仲間と連絡を取るための携帯電話、そしてエレキギター(できればアンプ内蔵型のもの、無理ならアンプも)持っていきます。
また、当日演奏するギターソロ曲(聞いている人が圧倒される程速い曲・1分半くらい)を考えておきます。
[行動]
救出班が檻に入ったときに、一般客の目をひきつけるために、シャンブロウの檻の前(客の少し後ろ)でエレキギターの演奏をします。音量は少し大きめです。演奏後又はガードマンが来たら撤収します(間に合わなければ機材は置いていきます)
犯人役をするときは変装し、檻から離れるようにして逃げます。
◆リプレイ◆
●オープニング
 清花と名乗るグレゴールが人々から動物を慈しむ心を集めるため、埼玉県狭山市にあるこども動物園を無料で開放し積極的に人々を呼び込もうとしているらしい。
 もともとこの公園は入園料が安いため無料にしてもあまり大きな効果が望めないと思われていたが、愛玩動物舎に捕獲したシャンブロウを閉じこめておく事によって観光客を集める事に成功した。
 いまのところ捕獲されたシャンブロウは大切に扱われているが、人質として交渉材料にされる可能性もあるため彼女の救出を考えている。
 そこで君達にはグレゴールによって捕獲されたシャンブロウを何とか助け出して欲しい。

●囚われのシャンブロウ

「すごーい♪ 大きな動物がたくさん居るね、パパ♪」
 マイク・レッドリバー(w3c975)と嬉しそうに腕を組みながら、逢魔・キャサリン(w3c975)が瞳をキラキラと輝かす。
 動物園は朝から行列が出来ており、始発でなければ園内に入れるかどうかも分からない。
 そのためマイクは一番乗りを目指して朝から来ていたのだが、それよりも早く泊まりがけで並んでいる人もいるようだ。
「それじゃシャンブロウにファーストコンタクトデェース♪」
 あくまで親子連れを装いキャサリンを背中に抱え、マイクが開園と同時に動物舎を目指して走り出す。
「‥‥シャンブロウを檻にぶち込んで、客寄せパンダねぇ。いや、良い趣味してらっしゃる。‥‥しっかし、動物園と言うところはどうも好きになれないな。五月蠅いし。動物も、大人も子供も」
 シャンブロウのいる檻の方向を見つめ、玖珂・冬夜(w3a875)が疲れた様子でマイクを追う。
 シャンブロウを見に来た見物客は我先にとばかりに、人をかき分け走っており他の動物達には全く興味がないらしい。
「‥‥俺はシャンブロウの相棒を探すとしよう。とりあえず挙動不審な奴を手当たり次第に調べていけば、そのうち魔皇に当たるはず」
 マイクと同じように親子連れに扮装し、南樹・正宗(w3a350)が逢魔・フロリス(w3a350)を連れ園内にいるはずの魔皇を探してひたすら歩く。
「もしかすると動物舎の近くに隠れているかも知れませんね。魔皇とはなるべく人気のない場所で会っておきたかったんですが‥‥とにかく様子を見に行きましょう」
 警戒した様子で正宗の服をぎゅっと掴み、フロリスがボソリと呟いた。
「それじゃ、念のため仲間達と連絡を取っておこう。こういう時は連携を取った方が早く魔皇を見つけやすい」
 いまのところ魔皇の姿は見当たらない。
 しかし園内は動物舎以外は静まりかえっており、怪しい人物がいれば発見する事の出来る。
「マサさん‥‥あの双眼鏡を片手に動物舎を見ている女の人‥‥。なんだかおかしくありませんか? まさか‥‥あの人が魔皇?」
 草むらから何度も顔を出して動物舎の様子を窺っている女性を見つけ、フロリスが驚いた様子で彼女の事を指さした。
「‥‥確かめてみるか」
 そう言って正宗が迷ったフリをしながら、彼女にむかって声を掛ける。
「ちょっと、そこのお嬢さん。俺をシャンブロウのいる檻まで連れて行ってくれないか? こう見えても方向音痴でね。誰かに案内してもらわないと、何処に檻があるか分からないんだよ。せっかく娘が楽しみにしているって言うのに、このまま帰るわけにも行かないだろ?」
 相手が警戒しないように紳士的な態度で彼女に接し、正宗がフロリスの肩を優しく抱いた。
「‥‥え? あの‥‥ごめんなさいっ! 私‥‥何も分かりません」
 突然の出来事に驚き双眼鏡をバックに入れ、魔皇らしき女性が激しく首を横に振る。
「あんた、魔皇だろ? ‥‥面倒事が起こったら俺達が引き受ける。あんたは彼女に顔を見せるだけでいい。‥‥頼むっ! 俺達に協力して欲しいっ!」
 相手が魔皇であると確信し、正宗が彼女の肩を素早く掴む。
「‥‥えっ? あの‥‥」
 戸惑った様子で苦笑いを浮かべ、女性が身体を震わせた。
「私達は味方です。逢魔の伝から依頼を受けて、この動物園に来たんです。逢魔さん、とても心細いと思うんです‥‥。だから会ってくれますか?」
 彼女の不安を振り払うようにして頷きながら、フロリスが彼女にむかって優しく右手を差し伸べる。
「本当に信じていいのね‥‥変な事したり‥‥しない‥‥?」
 胸元を押さえて正宗の事を睨みつけ、女性が静かに頷いた。
「大丈夫。何も恐れる事はない。一応、仲間達にも連絡しよう。そうすれば俺がケダモノじゃないって分かるはずだ」
 そして正宗はポケットから携帯電話を取り出すと、安心した様子で彼女にむかって微笑んだ。

「あら? あなた達‥‥確か青森であったわね?」
 そう言って清花は取材のために話を聞きにやってきた竜蔵院・六郎(w3b220)達の顔を見る。
「お久しぶりデース。今回は未知の生物『逢魔』について取材をしにやってきマシタ。噂では『逢魔』が地球滅亡のキーを握っていると言われてイマース。そこでミーは仲間達と一緒に『逢魔』と『地球滅亡』の因果関係を調べるため、遙々ヒコーキに乗ってサイタマに来たわけデース」
 相変わらずハイテンションなノリで名刺を渡し、竜蔵院・六郎(w3b220)が泣きやまない子供達にむかってAMRカード入りのチョコを渡す。
「‥‥偶然ってあるものね。いいわ。何でも聞いて‥‥。私のスリーサイズ以外なら」
 冗談っぽく微笑みながら清花が名刺をしまって紅茶を入れる。
「(゚д゚)ウマー」
 六郎から貰ったチョコを食べ、感動した様子で雄叫びをあげる子供達。
 何が入っているかは分からないが、とてもうまいチョコらしい。
「‥‥」
 英語しか喋れないフリをして六郎の耳元で囁きながら、ハーマン・ドレイク(w3b514)が子供達の頭を撫でる。
「彼も子供達に喜んでもらえて、とてもウレシイと言ってイマース!」
 子供達の写真を撮っているハーマンの肩を叩き、六郎が彼の言葉を通訳した。
「ところでシャンブロウは何処で捕獲したの? もし良かったら教えてくれる?」
 熱心に清花の言葉をメモに取り、月森・ハルナ(w3f399)が彼女にむかって問いかける。
「残念だけど私も詳しい事は聞いてないの。本当は愛玩動物としてテンプルムに献上される予定だったのを、私が有効利用のために貰ったから‥‥」
 自分の入れた紅茶を飲み、清花がペンを弄ぶ。
「トコロで好きな男性のタイプは何デスカー?」
 瞳を爛々と輝かせ、六郎が清花に質問する。
「‥‥えっ? 男性のタイプ?」
 予想外の質問に驚き、清花が顔を赤らめ問い返す。
「ハハハハハッ‥‥。冗談デース。だからハーマンさんもヒットマンのような視線で睨むのはヤメテクダサーイ」
 ハーマンの鋭い視線にたじろぎながら、六郎が大きく咳払いをして誤魔化した。
「それじゃ、質問を変えマース。『逢魔』と『貧乳』の関連性や『巨乳』と『地球滅亡』について教えてクダサーイ」
 テキトーに思いついた言葉を質問に変え、六郎が清花に紅茶のお代わりを貰ってコクリと飲む。
「逢魔と貧乳は関係ないと思うわよ。ただし巨乳は別ね。あれは地球が滅亡するサインなの。貴方も気をつけた方がいいわ。大きな胸に惑わされ、我を失わないようにね」
 意味深な発言をして眼鏡を磨き、清花が妖艶な笑みを浮かべてニヤリと笑う。
「な、なんデスとーーー?! それは本当デスかぁぁーー?!」
 巨乳を揺らす悪の秘密結社を想像し、六郎がバックに髭を生やした老人の姿を思い浮かべて雄叫びをあげる。
「(せっかくだから食事に彼女を誘ったらどうだ?)」
 清花が六郎達に対して友好的なため、ハーマンが六郎に聞こえるような小さな声で彼女を食事に招待した。
「もっと個人的にお話をしたいのでこの後お食事でもどうデスカー?」
 すると清花が残念そうに首を振り、六郎にむかって答えを返す。
「今は仕事中だから駄目。夜だったら構わないわ。お話をするだけならね‥‥」
 そして清花は手慣れた手つきでメモを破り、六郎に携帯電話の番号が書かれた紙を手渡した。

「なんだ、君達はっ!?」
 動物に餌をやるため檻の鍵を開けようとしていた飼育員を捕まえ、ミシュラ・デバンド(w3a361)と山崎・健二(w3d139)が相手を囲む。
「悪いけど少しだけ眠っていてもらうぜ」
 髪の毛を黒く染めてカラーコンタクトをつけ、ミシュラが日本人に変装すると飼育員に当て身を喰らわせ気絶させる。
 最初の予定ではクロロフォルムなどの薬を使って飼育員を眠らせるつもりでいたが、入手する事が出来なかったため事前に作戦を変更したらしい。
「‥‥制服は一着だけか。飼育員が使っている控え室に行けば着替えくらいはあるはずだ。悪いが先に行ってくれ。俺は服を取ってくる」
 飼育員の服を脱がして鍵を投げ、健二が予備の服を探すため、そのまま控え室にむかって走り出す。
「こちらもグレゴールの足止めに成功した。いまのうちのシャンブロウを助けておけ」
 歌舞伎の絵が描かれた悪趣味なTシャツを着て辺りの写真を撮りながら、逢魔・アイスマン(w3b220)が秋葉原で購入しロックが調整した無線妨害装置を使って辺りの無線を妨害する。
 残念ながら秋葉原のジャンク屋にツテがなかったため、粗悪な装置しか手に入らなかったのだが、それでもないよりはマシだ。
「檻の鍵はこれかな? ‥‥あれ? おかしいな。確かこれでいいはずなんだけど‥‥よしっ! 開いたっ!!」
 そう言ってミシュラがシャンブロウの檻を開ける。
「喰らえっ!」
 その瞬間、シャンブロウの少女がミシュラにむかって飛びかかり、喉元を食いちぎろうと牙を剥く。
「まったく困った奴だな」
 カメラのフラッシュでシャンブロウの目を眩ませ、アイスマンが彼女の首根っこを素早く掴む。
「離せっ! 変態っ! すけべっ!」
 悔しそうにアイスマンをポカスカと殴りシャンブロウが涙を流す。
「せっかく助けてやったのに酷い仕打ちだな。俺達はお前の味方だよ。早とちりし過ぎたな」
 自分の頭を撫でながら、ミシュラが服に付いた埃を払う。
「そろそろここから脱出しよう。見物客が不審がっているようだしな」
 檻の外でザワついている見物客に気づき、健二が携帯電話を使って仲間達にメールを送る。
「檻の外におまえの服も用意した。これ以上ここにいたくないのなら、大人しく俺達の言う事を聞いてくれ」
 そう言ってミシュラが清掃中と書かれた立て札を檻に置き、彼女を檻の外へと連れて行く。

「‥‥良かった♪ 私達が敵じゃないって分かってくれたんだね。何度も画用紙を使ってお話ししようと思ったけど、ずっと顔を俯かせたままだったから‥‥とっても心配していたんだよ?」
 安心した様子でシャンブロウにむかって声をかけ、キャサリンがそっと胸をなで下ろす。
「落ち着くのはまだ早い。誰かが警備員に通報しに行ったようだ。無線が完全に機能していないから何とかなると思ったが、こちらの考えが甘かったらしい」
 そして正宗は魔皇の女性をシャンブロウの檻へと案内すると、警備員を陽動するため行動を開始するのであった。

「あら? 誰と一緒にきたのかな?」
 見物客がザワつく中、倉田・恵(w3a059)が迷子を見つけ、辺りを見回しその場にしゃがむ。
「んとね。‥‥わかんない」
 指をくわえて考えながら、目の前の子供がブンブンと首を横に振る。
「一緒にお父さんとお母さんを捜そうか? おばちゃんがアイス買ってあげるからね」
 そう言って恵が子供の手を握り、事務所とは別の方向を目指して歩く。
「あ〜れ〜? 何だか怖いオジサンがこっちに来るよ〜?」
 ガードマンを指さしながら、子供が不思議そうに問いかける。
(てっきりファンタズマかと思ったけど‥‥。この子‥‥もしかして本当の迷子じゃないかしら?)。
 ガードマンに手を振る子供を見つめ、恵が首を傾げて呟いた。
「ここは危ないよ。檻で何かあったらしい。早く安全な場所にっ!」
 恵にむかって頷きながら、神宮司・カイト(w3a655)がガードマンの陽動に向かう。
「随分とごついガードマンばかりを集めているんだな。これじゃ、ガードマンと言うよりヒットマンだ」
 警棒を振り下ろしたガードマンの攻撃をかわし、冬夜が相手を殺さないように手加減しながら攻撃した。
「だが人間相手なら苦戦する事もない。どうせならサーバントを置くべきだったな」
 一緒にいた逢魔・アルティオーネ(w3c846)を取り押さえようとしているガードマンを殴り飛ばし、堂島・志倫(w3c846)が足払いを使ってガードマンを転ばせる。
「パニックに陥った見物客を手当たり次第に倒しているな。そう訓練されているのかも知れないが、これじゃキリがない」
 彼女役の逢魔・アリア(w3f323)を護りながら、御剣・リョータ(w3f323)がガードマンめがけて飲みかけのジュースを放り投げ、相手の持っている無線機を破壊し攻撃をかわす。
「せっかく見物客が集まってきたのに邪魔な奴らだな」
 エレキギターをかき鳴らし逢魔・和哉(w3f888)がアンプを狙って攻撃を仕掛けてきたガードマンを蹴り上げる。
「あたし達が演奏を始めた時点で見物客は怪しんでいたようだけどね」
 苦笑いを浮かべてディフレクトウォールを展開し、藤堂・瑠香(w3f888)が魔力弾<マジックミサイル>を放ってガードマンを威嚇した。
「どうやらそのようですわね。元々わたくし達を誘き出すための罠だったのかも知れませんわ」
 仲間達の逃げる時間を稼ぐため、逢魔・キャスリーン(w3b514)がガードマンを誘惑する。
「一般人まで巻き込むなんて最低ね」
 そう言って恵が迷子の子供を抱きかかえ、ガードマンの攻撃を避け安全な場所まで逃げていく。
「Oh、何の騒ぎデスカ? 娘がトテモ怯えてイマース」
 後ろにしがみついているキャサリンの頭を撫で、マイクがガードマンの振り下ろした警棒を受け止め、狙いを外して獣刃斬<ハウリングカッター>を叩き込む。
「‥‥急所は外してオキマシタ。それでも戦うつもりデスカ?」
 デストロイアックスを両手に構え、マイクがディフレクトウォールを展開する。
「パパ、格好いい♪」
 ウットリしながらマイクの背中にしがみつき、キャサリンがガードマンにむかって舌を出す。
「やはりガードマンを気絶させる必要がありますね。相手がこちらの戦力を甘く見ていた事で苦戦する事はありませんが‥‥」
 仲間達が逃げた方向とは別の場所を飛び回り、フロリスがガードマンを別の場所へと誘導する。
「いや、その逆かも知れないよ。相手が人間である以上、僕達も本気を出す事は出来ないからね。本当ならここでグレゴールが来る予定はずだったのかも?」
 ジャンクブレイドを使ってガードマンの警棒を受け止め、カイトがシャルに応援されながら相手の鳩尾にむかって拳を放つ。
「確かグレゴールは事務所で六郎ちゃん達と一緒にお茶を飲んでいるみたいだよ。あの様子じゃ、しばらく気づく事はないんじゃない?」
 事務所に向かおうとしていたガードマンの足をかけ、ハルナが嬉しそうにクスクスと笑う。
「やはり好きになれないな、動物園は‥‥。ついでに動物ってのは、どれだけ頑張っても俺より先に死ぬからな‥‥。今後、二度と訪れないようにしよう」
 襲いかかってきたガードマンの攻撃をかわし、冬夜が遠くを見つめて呟いた。
「念のため無線と制服は奪っておこう。俺達が逃げるまでは大人しくしていて欲しいからな」
 そう言って志倫が無線をガードマンから奪い取り、もしもの場合に備えて気絶した男達を草むらに移す。
「カードマンを全員を倒してから、無線妨害装置を解除してグレゴールと連絡を取っておきましょう。その方が何かと都合がいいですわ」
 ガードマンの背後から殴りかかり、逢魔・アルティオーネ(w3c846)が志倫にむかってニコリと笑う。
「それじゃ、念のため他の無線機は破壊しておくぞ」
 ジャンクブレイドを使って無線機をまっぷたつに割り、リョータが疲れた様子で溜息をついた。
「それにしても変ですわね。あれほど見物客が居たのに誰も警察に通報しなかったんでしょうか?」
 不思議そうに首を傾げ、逢魔・アリア(w3f323)がリョータの顔を見る。
「ひょっとして動物園の周りを警察が囲んでいるのかな?」
 エレキギターの演奏を止め、瑠香が辺りを警戒した。
「どうやら警察が来たようですわね」
 遠くから聞こえるサイレンの音に気づき、キャスリーンが携帯電話のメールを打つ。
「目立った行動をしたのは失敗だったかもね。‥‥」
 悔しそうに唇を噛みしめ、志倫が外に出るため近くの柵を乗り越える。
「とにかく今は逃げる方が先だ。‥‥いくぞ!」
 そしてリョータは舌打ちすると、警察から逃れるようにして動物園を脱出した。
◆風樹コメント◆
前回出番多かったのの反動か、出番少なめ。
(↑まぁ、たぶん他のPCさんからいいプレイングが出てたんでしょうね)
成功か失敗か…いまいちハッキリしないなぁ…(-_-;
獲得経験値からいけば「成功」っぽいんですが。

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